2回に渡り悪徳ファクタリング会社が使う、顧客を欺いて申し込みを勧誘方法について述べてきました。
今回は、さらに悪質な行為について述べます。
分割払いという罠
これまで悪徳会社の特徴として、格安手数料、保証料・手付金について述べました。
今回は、分割を勧めるについてです。
保証料と手付金を搾取されて、利用側は想定した資金調達を実現することができず、さらに資金繰りが悪化していることは明白です。
悪徳会社は、これらのシチュエーションを想定しており、次の悪質な行動を起こします。
それは、分割払いを誘導してきます。
ファクタリングは、債権売買ですので、分割払いなどあり得ません。
しかし、資金繰りが悪化し、悪徳会社への支払いが滞ることは間違い状況で、「分割でも構いませんよ」と言われれば、その誘い水を飲んでしまいます。
分割払いに応じたら、悪徳会社の罠にかかったことになります。
法外な手数料の要求
その分割払いで悪徳会社は、新たな手数料を法外な金額を要求してきます。
仮に金利に置き換えれば貸金業法で定められた法定金利の数十倍を請求されていることになります。
これでは、キャッシュ・フローの健全化どころか、破滅への道を歩んでしまいます。
(悪徳会社のなかには、1週間単位で返済を求め、年利換算で1,000%を超える天文学的な極悪暴利となります)
このような状況になると利用側の支払いは、間違いなく追いつかなくなります。
悪徳会社は、利用側に対して毎月ジャンプさせて元金を減らさずに、金利に相当する手数料だけを搾取し続けるのです。
苦しい時こそ冷静に
「そんなこと分かっている。引っ掛からない」という方々。資金繰りに窮すると、冷静な判断ができないのが人間です。特に会社経営における、お金の問題になると冷静さを失います。
それでもファクタリング業界は、保証料・手数料そして分割払いはなく、手数料も相互間にて適正な数値を設定しております。
たとえ資金繰りに窮しても、絶対に悪徳会社との取引は行ってはいけません。