悪徳ファクタリング会社の手数料とは?
格安手数料をうたう
新規参入が簡単
ファクタリング業界は、顧客への資金調達実現のために、毎日進化を続けています。
一方で、売掛債権売買という貸金業法に抵触しないことで、新規参入が簡単であることも確かです。その特性を利用して、顧客を欺いて事業を展開する悪徳ファクタリング会社の出現も後を絶ちません。
格安手数料を前面に
悪徳ファクタリング会社が顧客を誘う手段として使うのは、格安手数料をうたうことです。
業界の相場として、2社間ファクタリングであれば10〜30%で推移しております。
悪徳会社は、5%前後の格安手数料を大々的に打ち出す宣伝広告を行います。顧客に対して、格安手数料を誘い水にするのです。
手数料5%前後で2社間ファクタリングはできません。なぜならファクタリング会社のコストとリスクを考えれば、5%前後では採算があいません。
特に初めてファクタリングを活用される方々は、市場の相場を理解されてください。
繰り返しますが、2社間ファクタリングで5%前後はありえません。
初めての顧客は乗りやすい?
格安手数料広告を見て申し込みをしてきた顧客に対して、悪徳会社は買取可否の審査を行います。
正常なファクタリング会社の審査は、第三者の情報により与信など顧客の信用度を確認し、売掛先の財務状況を確認いたします。
悪徳会社は、名目として審査をするだけです。より悪徳な会社は、顧客の名前が闇金融など詐欺業者間で共有されるリストにあるかを確認いたします。
そして30分〜1時間後に、如何にも正式な審査をしたかのような物言いで、折り返し電話があります。ほとんどが、このタイミングで「売掛先の信用度が低いです」「すぐに用立てて振り込みます」など、“正当な”理由を並べて手数料積み増しの打診があるでしょう。
銀行融資の審査に落ちたなど、与信力がない上に資金的な余裕がない顧客は、その誘いに乗ってしまうケースが多発しております。
ご自身が確かめること
以上が格安手数料をうたって申し込みを誘導する手法です。
格安手数料を前面に出す悪徳会社の誘いには、絶対に応じないでください。